小学6年生の長男が1泊2日の修学旅行へ行ってきました。
コロナ禍の中での修学旅行。
長男を迎えに学校へ🏫
解散式は体育館で行われたのですが、
そこには一緒にいたはずの長男の担任の先生の姿が見えず、、
解散式で校長先生は涙ぐみながら、
「本来なら君たちの修学旅行の出来事などを保護者の方にお話しすべきなのですが、
今、ここにいない◯◯先生の事をふまえてお話ししたいと思います。
コロナ禍の中、安心安全の修学旅行を終える為に教員全員で今日まで見守る事ができ、君たちは沢山のスケジュールを遅れる事なく時間通りにこなしてくれました。
ありがとう。
先生たちも君たちとの修学旅行を安心安全に終える為に一緒に頑張りました。
君たちだから、◯◯先生が何故ここにいないのかを話したいと思います。
◯◯先生のお父さんが昨夜の9時頃亡くなりました。
危篤の状態だったのですが、◯◯先生は最後まで君たちとの安心安全の修学旅行を守る為に到着まで一緒に、、
先ほど、そのままお通夜の方にむかいました。
私は昨夜、お亡くなりになられた時に先生にすぐにでもお父さんの所にとお話しをしたのですが、先生は【生徒みんなの安心安全の為に最後まで同行させてください。】と言っていました。」
終始、涙ながらにお話しをされた校長先生。
本当に胸が熱くなるお話しでした。
長男の担任の先生は私たち親と同年代なので、
もし自分の親が危篤になったら、すぐに駆けつけたかもしれない・・
色々な事情はあるかもしれないけど、
安心安全の為に子供たちの傍に最後までいた先生。
自分の事の様に涙ながらにお話しをして下さった校長先生。
そんな先生のいる小学校の6年間通った長男は本当に良いご縁をいただけたなと思いました。
先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
安心安全の修学旅行を無事終えて、
また一つ成長した長男は
校長先生のお話しを聞いてどう思った?
と聞くと、、
「切なかった・・先生ありがとうと思った。」
と言っていました。
残りわずかな小学校生活。
沢山の愛情に包まれながら、このまま心豊かに成長して楽しく笑顔で過ごしてほしいと心から思いました。
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